2022-01-01から1年間の記事一覧

限界OLと深夜のハッピーサプライズ ~『ハッピーサプライズ』感想~

どうせ耳を塞ぐなら、せめて好きな音が良い。そう思いながら初めての再生ボタンを押した。本当はこの仕事の山場を越えるまで大切にとっておいて、達成感と共に聴くはずだったハッピーサプライズ。実際は深夜と明け方のあいだみたいな時間帯に、疲れ果てた体…

丸の内で1st Loveを聴いたら泣けた

着慣れたスーツに見慣れた街。部屋中探しても初心のひとかけらも残ってないであろう疲労困憊の私。多分ここから世界でいちばん遠い場所の歌だなあ、と思いながら『1st Love』を再生する。移動時間の気分転換にかわいいかわいい流星くんの声を聴いてよっしゃ…

夕焼けだと思っていたら太陽だった

「これが私にとって最後のおたくだろうな〜」と穏やかな気持ちで夕陽を眺めるみたいに応援しようと思っていたのに、気づいたら炎天下で真夏の太陽を浴びていました。メンカラがピンクじゃないことを知って衝撃を受けたあの日が懐かしい。夕暮れも太陽も向日…

ダイヤモンドスマイル哲学 〜"相手役"じゃない王子様〜

王子様だけど相手役じゃない。ダイヤモンドスマイルが描く"ちゃんと自分も大切にする"世界観が好きだと思う。 どこをどう切り取っても王道ドドド真ん中キラキラアイドル系パフォーマンス。この世のかわいいをぜんぶ集めてきたような華美な衣装を纏って踊るお…

映画『メタモルフォーゼの縁側』感想

隕石は落ちない、ベッドシーンもない、誰も死なない物語。ふいに降り注いだひとしずくの「好き」が日々に波紋を描き、やがて毎日を鮮やかに染めていく。特に何も起こらない日常の延長線上みたいなストーリーがどうしてこんなに沁みるのだろう。それは多分、…

オレンジ色のスカートを買った

気づいたらクローゼットの半分以上がスーツとシャツになっていた。アラサーの会社員が合理性を追求した結果、黒とネイビーとグレーの整然としたグラデーション。もちろんジャニオタだから毎年現場前にはそれなりに浮かれて服も買っていたが、そんな特別な日…

パンクした限界社会人がなにわ男子さんに救われた

その日、私は限界だった。極めてシンプルなキャパオーバーである。記憶にある限り初めての経験だった。担当している全業務がほぼ同時にパンクしてしまい、どれ一つとっても納期に間に合いそうにない。積み上がったタスクが360度の壁となり、まさに文字通り身…

【5年半ありがとう】ジュニアエラの心に残った言葉たち

小中学生向けニュース月刊誌『ジュニアエラ』(朝日新聞出版さん)でのSexyZone連載が、本日発売の2022年3月号にて最終回を迎えました!多数の名言を生み、時にはTwitterでのバズまで巻き起こした5年半。個人的に心に残っている回をURLと共にピックアップし…